Google Earth ウェブで地図やストーリーを作成する
チュートリアルの内容
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要件
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では、始めましょう
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プロジェクトを作成して場所を追加する
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場所にさまざまな情報を追加する
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プロジェクトにラインとシェイプを追加する
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プロジェクトにスライドを追加する
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プロジェクトを共有する
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Earth 作成ツールを使いこなす
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ディスカッションとフィードバック
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次のステップ
では、始めましょう
Google Earth の新しい作成ツールを使うと、身の回りの世界の地図やストーリーを Earth プロジェクトとして簡単に作成して共有できます。プロジェクトのテーマは何でもかまいません。目印、ライン、シェイプを描き、身近な場所にさまざまな情報(テキスト、リンク、画像、動画、3D ビュー、ストリートビュー)を追加して、ストーリーを組み立てます。プロジェクトは他のユーザーと共有したり、共同で編集したりできます。プレゼンテーション モードでは、作成したプロジェクトの物語に沿ってユーザーが次から次へと色々な場所を飛び回り、Google Earth の画像とあなたが提供したカスタム コンテンツを通じて、それぞれの場所の雰囲気に浸ることができます。
このチュートリアルでは、新しい作成ツールを紹介し、独自の Earth プロジェクトを作成して共有する方法をご説明します。このチュートリアルの手順に沿ってプロジェクトを作成するには、プロジェクトに追加するテキスト、写真、動画コンテンツが必要になります。コンテンツをご自身で用意されてもかまいませんし、Jane Goodall Institute(JGI)提供のサンプル コンテンツを使用することもできます。JGI の画像を使用する場合は、以下の zip ファイルをダウンロードし、そのコンテンツをパソコン上のフォルダに展開してください。
JGI_sample_content.zip(249 KB の ZIP ファイル)
Jane Goodall のサンプルを使用する場合は、事前に Jane Goodall ストーリーの完成版サンプルをプレビューすることをおすすめします。
プロジェクトを作成して場所を追加する
- お使いのパソコンで https://earth.google.com/web にアクセスし、Google Earth を起動します。
- 左側のナビゲーションでプロジェクト アイコン をクリックします。
- まだプロジェクトを作成していない場合は、[作成] ボタンをクリックして新しいプロジェクトを作成します。以前に作成した Earth プロジェクトがある場合は、プロジェクトのリストが表示されます。[新しいプロジェクト] ボタンをクリックすると、新規プロジェクトを作成できます。Google アカウントにログインしていない場合は、ログインを求めるメッセージが表示されます。
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[プロジェクトの詳細] パネルで、[無題のプロジェクト] の右側にある編集ボタン をクリックし、プロジェクトのタイトルと説明文を編集します。ここでは以下のテキストをコピーし、それぞれのボックスに貼り付けてください。
プロジェクトのタイトル:
Jane Goodall 氏、ゴンべへの道のり
説明文:
Jane Goodall 氏は世界的に有名な動物学者であり、自然保護活動家です。彼女の研究によりチンパンジーへの理解が根底から変わりました。彼女が設立した Jane Goodall Institute は、アフリカ全土でチンパンジーの保護に取り組んでいます。
編集を加えると、その内容は Google ドライブに自動的に保存されます。
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次に、最初の場所を地図に追加します。場所を追加するには 2 つの方法があります。地図上に目印を配置する方法と、検索機能を使って場所を見つける方法です。まず、地図に目印を追加しましょう。
地球上をイギリスまで移動し、この地域を画面に表示します。左下の作成ツールバーにある [目印を追加] ボタンをクリックし、目印ツールを有効にします。
地図上でイギリスをクリックして、目印を追加します。
ヒント: 地図上に国や地域の名前が表示されない場合は、[地図のスタイル] の設定を変えてみてください。Google Earth のメニューボタン をクリックし、[地図のスタイル] を選択します。設定を [探索] に変更すると、地図上に地名が表示されるようになります。
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[プロジェクトに保存] ダイアログ ボックスで [タイトル] 欄をクリックし、目印の名前として「Jane の子供時代」と入力します。[プロジェクト] 欄に「Jane Goodall 氏、ゴンべへの道のり」と表示されていることを確認して、[保存] をクリックします。
指定したタイトルの目印が、[プロジェクトの詳細] パネルのアイテムリストに表示されます。
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次は、検索ツールを使って目印を追加してみましょう。左側のナビゲーションで検索アイコンをクリックし、「ナイロビ国立博物館」を検索します。1 番目の検索結果をクリックします。
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右側に表示される「ナイロビ国立博物館」の情報カードで、[プロジェクトに追加] ボタンをクリックします。
[保存] をクリックして、この 2 つ目の場所をプロジェクトに追加します。情報カードを閉じるには、右上の [x] をクリックします。
ストリートビューから場所を追加する
- 最後の 3 つ目の場所を追加しましょう。今回はストリートビューの場所です。再び検索ツールを使って「ゴンベ国立公園」にジャンプします。ここでは、情報カードをプロジェクトに追加せずに、そのまま閉じます。
- 画面右下にあるストリートビュー ペグマンをクリックします。ストリートビュー画像を閲覧できる場所には青い線とドットが表示されます。ゴンベ国立公園内の森林丘陵で青く表示されている場所をクリックし、ストリートビューに切り替えます。
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ストリートビューで公園内を探索し、追加したい場所を見つけます。[このビューをキャプチャ] ボタンをクリックします。
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この目印に「ゴンベ国立公園」というタイトルを付けて、プロジェクトに保存します。
完成したプロジェクトをプレビューする
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[プレゼンテーションを開始] ボタンをクリックし、プロジェクトをストーリー形式で表示します。
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プロジェクト内の各アイテムにジャンプするには、左下の [目次] で [次へ] ボタンまたは [前へ] ボタンをクリックします。プレゼンテーションを終了するには、左上の戻るボタン をクリックします。
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ヒント: 地図上に目印を設定するには、[新しいアイテム] ボタンをクリックし、[目印を追加] を選択する方法もあります。
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ヒント: プロジェクトのストーリー構成を変更するには、[プロジェクトの詳細] パネルに移動し、アイテムリストでアイテムをドラッグして順序を入れ替えます。
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場所にさまざまな情報を追加する
写真、動画、テキストを追加する
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[プロジェクトの詳細] パネルで、プロジェクトの最初のアイテムにカーソルを合わせて、[編集] ボタン をクリックします。[プロパティ エディタ] パネルが開きます。
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カメラボタンをクリックします。
ここに表示される画像アップロード オプションから 1 つを選び、パソコンから画像をアップロード、Google フォトのアルバムから写真を選択、希望の画像をウェブで検索、URL で画像を指定、または YouTube 動画を追加します。
検索オプションを使ってボーンマスの画像(Jane の子供時代の家)を検索し、希望の画像を 1 枚選びます。[選択] をクリックすると、[プロパティ エディタ] パネルのサムネイル ビューにその画像が表示されます。
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もう一度カメラボタンをクリックし、2 枚目の写真を検索して追加します。複数の写真を追加すると、情報ボックスに画像カルーセルが作成されます。
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[説明] ボックスをクリックし、以下のテキストをコピーして貼り付けます。このボックスでは、基本的な書式(太字、斜体、下線、箇条書き、インデント、ハイパーリンク)を設定できます。「http」で始まるテキストには、自動的にハイパーリンクが適用されます。
Jane Goodall 氏はイギリスのボーンマスで育ちました。小さい頃からさまざまな動物に強い興味を示し、子どもの頃の愛読書はドリトル先生とターザン シリーズでした。彼女の夢は、アフリカへ行って野生動物の生態を観察し、その本を書くことでした。
変更内容をプレビューする
[プレビュー表示] ボタンをクリックし、プレゼンテーション モードで変更内容を確認します。戻るボタン をクリックし、[プロパティ エディタ] パネルに戻って編集を続けます。
目印のスタイルを設定する
- [プロパティ エディタ] パネルを下にスクロールし、[目印] セクションまで移動します。目印のサイズをクリックし、[大] に変更します。
- ペイントツールのアイコンをクリックし、目印の色を黄色に変えます。
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目印のオーバーフロー メニュー をクリックし、[アイコンをもっと見る] を選択します。「本」というキーワードでアイコンを検索し、Jane の子供時代を表す本のアイコンを選びます。
ヒント: カスタム アイコン(独自のアイコン画像ファイル)も追加できます。それには、目印のオーバーフロー メニュー をクリックし、[カスタム アイコンをアップロード] を選択します。カスタム アイコンを使用する場合、ファイル形式が jpg または png であることをご確認ください。また、サイズが 128×128 ピクセルまたは 64×64 ピクセルの画像を使用することをおすすめします(極端に大きいアイコンは、アプリのパフォーマンスに影響する可能性があります)。
3D ビューを追加する
Jane がボーンマス育ちであることがわかったところで、Jane の子供時代を具体的に表す没入型の Earth ビューを作りましょう。
- 目印をクリックし、マーカーをボーンマスまで(サウサンプトンからイギリス南岸沿いを西へ)ドラッグします。ボーンマスの街がよく見えるように、必要に応じて地図をズーム、パンしてください。
- コンパスやキーボード ショートカットを使って地表を傾けたり、回転させたりして、ボーンマスのお好みのビューを見つけます。
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[このビューをキャプチャ] ボタンをクリックします。これにより、この 3D ビューが指定の場所と関連付けられ、プレゼンテーション モードでこの場所を訪れると、地図がこのビューにジャンプするようになります。
情報ボックスを変更する
自分で用意したコンテンツ(テキスト、写真、動画など)を表示する場合、情報ボックスのスタイルを変更することができます。
- [プロパティ エディタ] パネルで、情報ボックスの右側にあるプルダウン矢印をクリックし、情報ボックスを [小さな情報ボックス] から [大きな情報ボックス] に変更します。
- [プレビュー表示] ボタンをクリックし、変更内容を確認します。一番好きなスタイルを選択しましょう。
2 つ目の目印に情報を追加する
次に、プロジェクトの他の目印に情報を追加しましょう。
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戻るボタン をクリックし、[プロジェクトの詳細] パネルに戻ります。
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2 つ目の目印にカーソルを合わせて [編集] ボタン をクリックします。
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この目印は情報カードから追加したものなので、Google ナレッジグラフの情報が表示されます([プレビュー表示] ボタンをクリックすると、このデフォルト情報が表示されるのを確認できます)。情報カードの説明をそのまま使用するほか、[プロパティ エディタ] パネルで [置換] をクリックし、この情報を削除して、独自のコンテンツを追加することもできます。ここでは、Google 情報カードの内容を削除しましょう。
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ナレッジグラフから取得した「ナイロビ国立博物館」のタイトルはそのまま残しますが、この目印には次の新しい説明文を追加します。
1957 年、ケニアを訪れた Jane は、人類学と古生物学の権威として有名な Louis Leakey 博士と出会い、事務員として採用されました。Leakey 博士は人類の進化の過程を明らかにするため、チンパンジーの研究に着手できる人材を探していました。
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お使いのパソコンから「jane_and_leakey.jpg」という名前のファイルをアップロードして、画像を追加します(このファイルは JGI_sample_content.zip にあります)。
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3D ビューを設定し、[このビューをキャプチャ] ボタンをクリックします。
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次に、最後の 3 つ目の目印「Jane の挑戦」を編集しましょう。次の説明文を追加します。
Jane Goodall 氏は 1960 年 7 月にゴンべにやって来ました。その当時、ゴンベはタンガニーカ イギリス保護領の中にあり、26 歳の若い女性がアフリカの森林を一人で旅するなど前代未聞のことでした。Jane は双眼鏡とノートだけを携え、チンパンジーを探してゴンべの最高峰に登るつもりだったのです。その後数年に渡る Jane の研究によって、新しい多くの発見がなされました。たとえば、チンパンジーは人間と同じように道具の作り方や使い方を知っていることが明らかになりました。彼女の研究チームは数十年にわたってゴンべのチンパンジーの行動を研究し、その生態を追い続けています。
動画を追加する
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引き続き 3 つ目の目印の [プロパティ エディタ] で、カメラボタンをクリックして YouTube を選択します。任意の YouTube 動画を検索するか、ご自身の一般公開の YouTube 動画にアクセスします。限定公開の YouTube 動画を追加する場合は、その URL を検索ボックスに入力して検索し、選択します。
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「jane goodall termite fishing」で検索し、検索結果の最初の動画を選んで、その場所に追加します。
プロジェクトにラインとシェイプを追加する
ラインを描く
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[プロジェクトの詳細] パネルで [新しいアイテム] ボタンをクリックし、[ラインやシェイプを描画] ボタンを選択します(注: [ラインやシェイプを描画] ボタンは、画面下の作成ツールバーにもあります)。
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地図上をクリックして一連のポイントを追加し、ラインを描きます。地図をクリックするたびに、ラインに新しいセグメントが追加されます。ラインの描画を終了するには、Enter キーを押します。たとえば、Jane Goodall プロジェクトでは、最寄りの都市(キゴマ)からゴンべの研究所までの航路を描きます。
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[プロジェクトに保存] ダイアログ ボックスで、描いたラインに名前を付けて [場所を編集] をクリックします。
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[幅と色] セクションで幅のプルダウンをクリックし、ラインの太さを 8 ピクセルに変更します。
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カラーパレットをクリックし、ラインの色として赤を選びます。または [カスタム色] をクリックし、独自の色見本を作成します(注: ウェブの色と完全に一致するように、16 進コードを直接編集することもできます)。
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ライン全体が見えるようにズームアウトして、[このビューをキャプチャ] をクリックします。
ヒント: 描いたラインの [プロパティ エディタ] パネルを開き、ラインのポイントをドラッグして移動し、ラインの形を変えることができます。ただし、ラインの削除や追加はできません。
シェイプを描く
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次にシェイプを追加しましょう。[プロジェクトの詳細] パネルで [新しいアイテム] ボタンをクリックし、[ラインやシェイプを描画] を選択します。
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地図上をクリックして一連のポイントを追加し、シェイプを描きます。地図をクリックするたびに、シェイプの枠線に新しいセグメントが追加されます。シェイプの描画を終了するには、最初のポイントをもう一度クリックしてシェイプを閉じます。Jane Goodall プロジェクトでは、ゴンべの研究所の周りを囲むシェイプを描きます。
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[プロジェクトに追加] ダイアログ ボックスで、描いたシェイプに名前を付けて [場所を編集] をクリックします。
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[枠線の幅と色] セクションで、枠線の色を赤に変更します。
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[塗りつぶし] セクションで、塗りつぶしの色を黄色に変更します。カラーパレットの上にあるプルダウン メニューを使うと、透明度も変更できます。
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ビューを調整したら、[このビューをキャプチャ] をクリックします。
ヒント: 描いたポリゴンの形状を変えるには、各ポイントをクリックしてドラッグします。ただし、ラインは削除できません。また、シェイプ全体を別の場所にドラッグすることもできません。
プロジェクトにスライドを追加する
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[プロジェクトの詳細] パネルで [新しいアイテム] ボタンをクリックし、[全画面スライド] を選択します。
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スライドにタイトルと説明文を入力します。
Jane Goodall 氏、ゴンベへの道のり
これは Jane Goodall 氏と、ゴンべ国立公園のチンパンジーを対象に彼女が取り組んだ画期的な研究のストーリーです。
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カメラボタンをクリックして画像を追加します。お使いのパソコンから「jane_peak.jpg」という名前のファイルを選択し、アップロードします(このファイルは JGI_sample_content.zip にあります)。
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戻るボタン をクリックして、[プロジェクトの詳細] パネルに戻ります。
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アイテムリストで対象のスライドをクリックし、リストの一番上までドラッグします。
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[プレゼンテーションを開始] ボタンをクリックし、新しいスライドでプロジェクトがどのように紹介されるか確認します。
ヒント: スライドは、プロジェクトの紹介、チャプターやセクションの作成、終了メッセージやクレジットの追加といった用途で付加できます。
ヒント: スライドの背景として画像を使うと、スライドの左下に指定のタイトルと説明文が表示されます。一方、スライドの背景として色を指定すると、スライドの中央に指定のタイトルと説明文が表示されます。
プロジェクトを共有する
Earth プロジェクトは、さまざまな方法で他のユーザーと共有できます。どのプロジェクトもデフォルトでは非公開で、その作成者だけがプロジェクトを表示、編集できます。ここでは、プロジェクトを他のユーザーと共有する方法と共同編集する方法を説明します。
プロジェクトへのリンクを共有するには
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[プロジェクトの詳細] パネルで [共有] ボタンをクリックします。
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[共有可能なリンクを取得] をクリックします。
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リンクをコピーします。このリンクを他のユーザーと共有すると、そのユーザーもプロジェクトを表示できるようになります。注: リンクの共有を有効にした場合、リンクを共有したすべてのユーザーがプロジェクトを表示できます。Google アカウントでプロジェクトへのアクセス権を管理する場合は、リンクの共有を有効にせず、これから説明する方法を使うことをおすすめします。
ヒント: デフォルトでは、リンクを共有したユーザーには、プロジェクトを表示する権限のみが与えられます。必要であれば、リンクを共有したユーザーがプロジェクトを編集できるように権限を変更することもできます。
特定のユーザーとプロジェクトを共有し、表示と共同編集を可能にするには
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[プロジェクトの詳細] パネルで [共有] ボタンをクリックします。
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[ユーザー] で、プロジェクトを共有するユーザーのメールアドレスをボックスに直接入力するか、連絡先のリストから目的のユーザーを選択し、[完了] をクリックします。共有先ユーザーにプロジェクトの編集権限を与えるか、閲覧権限だけを与えるかを選択できます。編集権限を持たないユーザーの場合は、[プロジェクトの詳細] パネルに [編集] ボタンが表示されず、プロジェクトのどのアイテムについても [プロパティ エディタ] を利用できません。
Earth 作成ツールを使いこなす
ウェブとモバイルでプロジェクトを表示する
自分で作成した地図とストーリー、および他のユーザーから共有された地図とストーリーを確認するには、ナビゲーションで [プロジェクト] をクリックし、[プロジェクト] パネルを開きます。このパネルのリストには、[Earth に固定表示中]、[KML ファイル]、[履歴] のカテゴリ別に地図とストーリーが表示されます。[新しいプロジェクト] ボタンを使用すると、[プロジェクト] リストに自動的に表示されないプロジェクトや KML ファイルを開くことができます。また、Google ドライブや共有リンクから Earth プロジェクトを直接開くこともできます。
モバイル デバイスでは、Google Earth アプリを起動し、左上のメニューをクリックして [プロジェクト] を選択すると、プロジェクトを表示できます。現在のところ、モバイルではプロジェクトを編集できません。
プロジェクトを固定表示する
(最近開いていない場合でも)プロジェクトがプロジェクト リストに常に表示されるようにするには、[プロジェクト] パネルで目的のプロジェクトにカーソルを合わせ、固定アイコンをクリックします。これでデバイスの [Earth に固定表示中] セクションに、対象プロジェクトが表示されるようになります。
ヒント: 固定したプロジェクトは、([プロジェクトを非表示] ボタンで非表示にしていない限り)常に地図上に表示されます。プレゼンテーション モードで別のプロジェクトを探索している場合でも表示されます。この機能を使うと、複数の異なるプロジェクトや KML ファイルをまとめて「マッシュアップ」できます。
KML ファイルをインポートする
別の地図作成ツール(Google マイマップ、Tour Builder、Earth プロなど)を使って作成した既存の地図がある場合は、それを KML ファイルまたは KMZ ファイルとして保存し、Google Earth にインポートして表示、編集できます。ただし、次の制限事項があります。
現在のところ、KML はローカル ファイルとしてのみインポートが可能です。ローカル ファイルは、ご利用のパソコンのローカル ブラウザ ストレージに保存されるプロジェクトで、Google Cloud には保存されません。ローカル ファイルは他のユーザーと共有できず、複数のデバイスで共有することもできません。ローカル ファイルは、そのファイルのインポートに使ったパソコンのローカル ブラウザ ストレージだけに保存されます。KML ファイルをインポートするには、事前に Google Earth の設定で KML のインポートを有効にしてください。
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Google Earth のメニューボタン をクリックし、[設定] を選択します。
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[設定] メニューの一番下までスクロールして、[KML ファイルのインポートを有効にする] をオンにします。3. [保存] をクリックします。
これで、KML ファイルをインポートできるようになりました。
- [プロジェクト] パネルに移動し、[新しいプロジェクト] ボタンをクリックします。KML ファイルのインポートを有効にする前にこのボタンをクリックした場合、可能な操作は新しいプロジェクトを作成すること、Google ドライブからプロジェクトを開くことだけです。インポートを有効にした後は、KML ファイルを作成するオプションと、パソコンや Google ドライブから KML ファイルをインポートするオプションも表示されます。
- [パソコンから KML ファイルをインポート] を選択します。
- パソコンから目的の KML ファイルを選択し、[開く] をクリックします。
- 選択した KML ファイルが [プロジェクト] パネルに表示され、その KML ファイルの探索と編集が可能になります。
ヒント: 複雑な KML ファイルをインポートすると、問題が発生する場合があります。たとえば、ウェブ向けとモバイル向けの新しい Google Earth では、現在のところ高度な KML 機能の一部(3D モデル、ツアー、トラック、時間ベースの KML、写真のオーバーレイなど)がうまく機能しない場合や、まったく機能しない場合があります。また、非常に大きな KML ファイルや複雑なアイテム(頂点の多いポリゴンなど)は、インポートできない場合や、うまく表示できない場合があります。
ヒント: 作成またはインポートした KML ファイルは、(Cloud に保存される)Earth プロジェクトに変換できないため、他のユーザーと共有できません。
KML をエクスポートする
プロジェクトの KML をエクスポートするには、[プロジェクトの詳細] パネルに移動してオーバーフロー メニュー をクリックし、[KML ファイルとしてエクスポート] を選択します。
ディスカッションとフィードバック
このチュートリアルについてご不明な点やご意見がございましたら、Google Earth のヘルプ コミュニティをご利用ください。他のユーザーと意見交換を行っていただけます。